車の状態は…

車の状態は…

例えば自分が中古車を買うとき、同じ車種だけど片一方はぴかぴかに磨かれていて、もう片一方はちょっと汚れている(中古車販売店はだいたい車を汚れた状態のままにはしないので、あまりないケースですが…)。

「買ってから洗車すれば変わらない」って思いながらも、「でもどこかに傷が隠れてたらどうしよう」とか「そもそもこのお店、売る気あるのか」とかいろいろ考えちゃいますよね。自分が車を売るときも同じです。

実際の車を見て査定をしてもらう際には、外も中もキレイにしておきましょう。
「でも、傷が見えてしまう」「シートのタバコの焦げ跡が目立つ」なんて心配は無駄です。概算金額を算出するだけならともかく買取業者が買取金額をきっちり算出する際は,リスクを避けるため怪しいところはマイナス要素として考える場合がほとんど。かえって損をする場合も出てきます。また査定する業者も、きれいな車だと「大切に乗ってくれてた」と思うので、少しでも高く買い取ろうと力が入ります。査定に来てもらう前に、洗車をきっちりやっておきましょう。

ところで、キズやシートの汚れなどは直しておいたほうが良いでしょうか?
基本的には修理にかかった金額分以上に買取金額が高くなることはないので、直さずにそのまま売却したほうが良いようです。また、オーディオ・カーナビ・アルミホイールなど次の車で使う予定のものがあれば、査定の際にその旨を忘れずに言ってください。また、取り外して売却する場合、その代りになるもの(オーディオやホイールであればもともとついていたもの)の準備も忘れずに。

さらに、これまでの点検記録も忘れずに用意しておきましょう。
特に輸入車の場合、どの時期に何を交換したのかの記録が残っているかどうかで金額が変わる場合があります。もちろん、売却する前から心がけていないと用意できないものですが、逆に普段から車の状態を気にしていてきっちりメンテナンスをしていれば、いざ売却となっても何ら特別なことはしなくても良いということです。