年式による違い

年式による違い

自分の乗っている車の年式って、すぐに言えます?
「車検を×回受けたから、買ってから×年は経ってるはず…」って程度はわかりますが、普段はあまり気にしないですよね。

でもこの年式、売却の時には大切な数字です。

基本的には、新しければ新しいほど買取金額は高くなります。では2年11カ月と3年1ヵ月で違うかというと…それほど違うわけでは…。

実は年式は、それ単独よりも「次の車検までの期間」、つまり車検が残っているかどうかも大切なポイントです。「もうすぐ車検」ってときは、車検を受ける前に買取業者に相談してみましょう。

新しければ新しいほど買取金額は高い。その逆で「古い車は値段がつかない」って話もよく聞きます。買い替えの際にディーラーで、「廃車にするしかないので値段はつきません」とか、場合によっては「廃車費用が必要です」と追加費用の請求をされた経験をした方もいるのでは。もちろん、買取業者でも値段がつかないことはあります。ただ、その割合はディーラーに比べて少ないようです。なぜでしょう。

最大の理由は「業者間で、どんな車がいくらで買われているのか」という情報を持っていることです。

ディーラーの大半は、マニュアルに従って「この車種のこの年式だといくら」という算出ですが、買取業者は業者間オークションでの値段を見ています。ですので、マニュアル的な査定では「0円」となっても、業者間で値段がついていればそれに見合った金額を提示することができるのです。

あと、買取業者ならではの売却先が「輸出」です。古くても、走行距離が10万キロを超えていても、壊れない日本の中古車は世界の至る所で買い手があります。ただ、一般ユーザーから見てどの買取業者が輸出に強いかなかなか分かりづらいので、古い車を売却する際はできるだけ多くの買取業者に相談するようにしましょう。